INFINITI & NISSAN INPORT PARTS

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INFINITI & NISSAN INPORT PARTS

INFINITI & NISSAN 並行輸入の流れと費用に関して(H24年11月改定)


並行輸入車を購入する為に必要な予算は、現地車両価格にプラス100~140万円位*1で『予備検査済み渡し*2が目安となります。


並行輸入全体の流れ 費用に係わる流れ
1
◆クルマ選び
先ずは大雑把に欲しい(買いたい)クルマ(車種)と、グレード、色等の仕様を決めて下さい。
新車の場合:インターネットで本国メーカーサイト(北米NISSANINFINITI)に直接アクセスし、仕様等の情報収集をして頂くか、弊社に問い合わせて頂き、弊社にご希望車種のカタログがあれば、そのカタログをご覧頂くことも出来ます。
中古車の場合:高年式の場合は、ディーラー中古車や、オークションで購入します。低年式車やマニアックな車両は、殆どが個人からの購入となりますので、状況・地域等により別途費用が発生します。

◆予算決定
弊社では基本的に、並行輸入した車両は車検のとおる状態(予備検査済み渡し*2)でお客様に納車致しますので、お客様にはお住まいの地域を管轄する陸運局でナンバーを取得して頂く必要があります。ナンバー取得時には重量税・消費税・自動車税・自賠責保険等の実費が別途かかりますので、ナンバー取得費用等を除いた予算をご検討下さい。(ナンバー取得は各日産などのディーラーで代行登録して頂けます。)
◆ローン等をご利用される場合
全額現金をご用意頂ける場合は問題ありませんが、ローン等をご利用される場合は、資料や見積書等の書類準備が必要になる場合が御座いますので、「くるま選び」の段階からお知らせ下さい。
2
◆希望車探し
弊社がお客様の希望するクルマをお探し致します。
弊社提携のディーラーや、長年の経験と培われた現地でのネットワークにより、全米のディーラー網は勿論のこと、車種によっては個人、若しくは現地オークションからお探し致します。
進行状況はメールや電話でお客様に逐一ご連絡し、現地ディーラーで販売されている候補となるクルマの画像もメールで確認して頂きます。

希望の仕様、気に入った車種がみつかった場合は、すぐにデポジットを送金しその車両を押さえます。

※新車に関して:日本では注文時に仕様を決め、工場で仕様どおりの車両を製作しますが、米国では広大な敷地に様々な仕様の車両を展示し、その中から選んで購入する「現物売り」が一般的となります。

◆デポジット(内金)送金
中古車・新車共に現物売りが基本ですので、見つけ出した車両を別のユーザーに買われてしまうと、次に似た仕様の車両がみつかるまで可成りお待ち頂くことになります。その為、デポジット(内金)=手付け金で押さえる必要があります。
デポジット(内金)は車両価格にもよりますが、30~100万円程度が目安となります。

注)一度送金したデポジットは、キャンセルした場合、戻ってきません。車両を決定する時は、十分考慮した上でお願い致します。

※個人売買の場合、一括支払い(現金)となることも有ります。
3
◆商談・契約
デポジットによる仮押さえが完了したら、弊社が現地ディーラー等と商談、車両の残金を払い・売買に関する書類を作成し、契約が成立します。

◆車両価格の残額分、支払い
車両価格からデポジット分を引いた残金を払います。
4
◆米国内陸送
売買契約の完了した車両は、日本への輸送方法の選択により、港若しくは空港へ陸送します。

個人売買などでマニアックな希少車を購入する場合、内陸部の州から長距離の移動を必要とすることが御座います。その場合は、米国内での陸送費が別途必要になります。
◆陸送費と通関費用
日本への輸送方法、購入地により陸送する港・空港が異なります。米国内の陸送費及び通関に関する費用(約1,200ドル)の実費が必要となります。

※弊社は特別な車両を探す場合を除いて、陸送費を極力抑えられる地域のディーラー等で購入する様にしています。
5
◆日本への輸送(海上輸送/航空輸送)
弊社では日本への輸送方法として3通りをご用意しております。
  • 日本と行き来する日産の運輸船を利用。費用的には最も安く25万円(陸上げ・通関手数料含む)。但し運航が月に1~2回の為、1ヶ月程度の日数が必要となります。
  • 一般のコンテナ船を利用。費用的は43~48万円。比較的運航数が多く、必要日数は約3週間程度。
  • 航空便。費用的には最も高く80万円。但し、1週間ほどで日本に来ます。

◆日本への輸送費、輸入通関手数料、納税
お客様にご選択頂いた輸送方法により輸送費は異なります。
  • 日産運輸船の場合:25万円(陸上げ・通関手数料等含む)。
  • 一般コンテナ船の場合:43~48万円(陸上げ・通関手数料等含む)
  • 航空便の場合:80万円(諸経費・通関手数料等含む)

※陸上げ時には、国税と地方税で約4.25%の納税を致します。(原則、海外で支出したすべてのドルに対して課税されます。)
6
◆陸上げ後の検査・納車
日本国内の公道を走行する為には排気ガス検査や保安部品適合の為の改造作業をし、陸運局に並行輸入車として新規登録致します。

第1段階:
書類作成後、所定の検査場に車両を持ち込み排気ガス検査テストを受けます。
これに合格しないと、次段階の車検(ナンバーの取得)を受けることが出来ません。
第2段階:
燈火類、ミラー、車高、タイヤの基準など、日本道路運行法に沿った車両の改造をし、車検の準備をします。

排ガス合格証、車検申告書類を陸運局に提出します。(書類審査に1週間ほど待たされます。)

許可が出たら、陸運局にて新規車検を受けます。

総てに合格したら、ようやくナンバーの取得が可能となります。(ナンバーの取得を受けない場合、予備検査合格証を受け取ります。)

お客様のお住まいの地域の陸運局でナンバーを取得する必要がありますので、車検のとおる状態(予備検査済み渡し*2)でお客様に納車致します。

この一連の排気ガス検査と車検には、約3週間ほどかかります。

※納車(予備検査済み渡し*2)ですが、遠方(地方)の場合、ゼロ陸送(旧日産陸送)へ依頼いたします。又は、ご来店いただければ、仮ナンバーでの自走も可能です。




◆ガス検査料・車検・改造費・弊社手数料
車両を日本国内で新規登録するには排気ガス検査と保安部品適合の為の改造作業及び車検が必要となります。日本道路運行法に対応した改造は車種ごとに異なりますが、テールランプ交換が必要な車種の場合はそのパーツ代が改造費に加算されます。(車両状態により費用・パーツ代が異なります。)

※指定の排気ガス検査場は法人で、全国数カ所しか有りません。車両の種類・用途・重量などにより所定の検査を受検します。検査費用約25万~35万位。

※車両の改造、書類作成、新規車検の受験は、工賃及び諸経費、パーツ代など車種によって異なります。費用は約85,000円~。

※納車時の陸送費は地域により異なります。

※平成22年4月以降の生産車両については、加速騒音検査が追加されます。費用は約15万円位

並行輸入に係わる一連の弊社手数料は30万円となります。

*1 中古車・新車の検査費用、州税など法規改正が施行された為です。
*2 予備車検検査済み渡しの有効期間は3ヶ月です。